【キャンドル初心者】染料と顔料の違いとポイント!

自分自身に明かりを灯し、その明かりでまわりを照らす人生に!
ママをサポートするマミーリングキャンドル竹嶋初音です*
キャンドルのオリジナルキャンドルには欠かせない着色についてお伝えします。
ワックス(ロウ)や芯と同じく、たくさんの形状や色があり選ぶのも楽しみのひとつですが、
『染料』と『顔料』の違いは、気になりますよね?
制作工程や保存性などから両者がブレンドされていることもあるようですが、
2つの特徴には大きな違いがあります。
✻油性染料✻
染料は、完全にワックス(ロウ)を染めるので、透明感と色合いに奥行きを与えます。
濃く着色しても炎の大きさは変わりません。
ほんの少々でも濃く色が着く染料が多いので注意してくださいね。
熱に弱いので、高温で着色すると退色しやすい性質があります。
✻油性顔料✻
顔料は、染料のようにワックスに溶けるのではなく、色のついた無数の粒がワックスの中で舞っている状態になります。
染料に比べて薄くなる傾向があり量を多く必要としますが、
目詰まりが原因で、炎が小さくなったり、消えてしまうこともあります。
✻ポイント✻
✻ワックスの温度は90℃以下のタイミングで着色します。
✻染料を入れて液体状の時と、固まっってからの濃さが変わってきますので、
少量を少し固めてみて確認してくださいね。
✻着色料は、混ぜることができますので、
赤、青、黄色の三原色から、組み合わせていくのもいいとおもいます。
✻色の性質✻
✻明るい色(暖色)から入れ始め、徐々に暗い色(寒色)を加えていくほうが、イメージのカラーに近づけます。
✻黄色は最も明るく、他に吸収されやすい色です。
黄緑をつくる場合は、黄色の中に緑を少しづつ入れると希望の色がだしやすいと思います。
✻紫色をつくる場合は、赤い色に少しづつ青を加えます。
✻茶系は、赤・オレンジ・黄色系統の色が混ざった色です。
オレンジに黒を加えても再現できます。
✻グラデーションキャンドルなどをつくる場合は、反対色の組み合わせは濁りやすくなりますので、
近い色の組み合わせの方がきれいに仕上がるとおもいます。
いろんなキャンドルショップで様々なお色がありますので、
お伝えした、特徴・ポイント・色の性質をおさえてキャンドル作りをお楽しみくださいませ。